飯田市長選の対立候補擁立を断念

政治・行政

[ 2012年 10月 2日 火曜日 9時57分 ]

 無投票か選挙戦か注目された飯田市長選(7日告示、14日投開票)は1日、対立候補の擁立を目指してきた陣営の代表が市役所記者クラブで会見を開き、正式に擁立断念を表明した。告示までまだ若干日にちはあるが、これ以外に動きがないことから、36年ぶりの無投票が確実になった。

 この日の記者会見は前日、陣営から「対抗馬を擁立するか断念するか発表したい」と連絡があった。先月27日の立候補説明会に代理人として出席した「黒松の命を助ける会」の代表島田洋治氏(58)と、前回の市長選で税理士の原久氏(同)を擁立して選挙戦を戦った市議会議員の原勉氏(63)の2人が出席した。

 1時間余りに及ぶ会見で原市議は「原氏の再度挑戦にギリギリまで努力してきたが、翻意に至らない状況が続いてきた。立候補説明会の後2日間、原氏ともう一度話をしたが、翻意に至らなかった。それではどうしようかと厳しい状況の中で、島田氏から切なる希望をお聞きし、相当心を動かしたが、そうは言っても日程的に詰まっている。2日には事前審査もある。自分の立ち位置をはっきりさせねばならない。出馬の努力をしてきたが、残念ながら私も出馬する気はない。無投票阻止のために私が立候補することは基本的にない」と述べ、「擁立活動を断念する」と発表した。

 出馬を検討したが、出馬はしない結論に至った理由として「私の政治的スタンスは議員で、首長とは若干違う。もし意欲があればもっと早くから準備しなければいけない。負けてもいいという選挙は私にはない。今から始めるには人材をつくってきていない。選挙戦に持ち込めなかったのは私の力量が足りなかった。やり切るだけの力がなかった」と述べた。

 原氏の最終的な結論を記者会見まで知らなかったという島田氏は「残念です」と一言語った。

  

関連の注目記事

powered by weblio


  

こちらの記事もどうぞ(広告を含む)

     









記事の検索はこちらから





















南信州電子版購読

スポンサーリンク

ふるさと納税でもらえる 南信州新聞 ふるさと納税でもらえる 南信州新聞