高校生目線で直接質問

政治・行政

[ 2020年 9月 29日 火曜日 15時01分 ]

 10月11日告示、18日投開票の日程で行う飯田市長選で、南信州新聞社と、地元出身の大学生有志でつくる「100計画プラス」との連携による「高校生と立候補予定者による討論会」が28日、高森町内で開かれた。立候補予定者2人を迎え、高校生側は飯田下伊那地域の3校から計6人が参加。高校生の視点で地域課題をただし、マニフェスト(選挙公約)を読み比べた上で疑問点などをぶつけた。

 高校生は飯田OIDE長姫高校商業科の岩崎芹奈さん(3年)と米山勇太さん(同)、飯田風越高校国際教養科の木下航志さん(2年)と押部瑠奈さん(同)、飯田女子高校進学コースの小林あかりさん(同)と永山早桜さん(同)。事前に開いた勉強会では2人のマニフェストを比較し、早稲田大マニフェスト研究所(東京)からもアドバイスを受けた。

 この日は感染症対策をした上で、5選を目指す現職の牧野光朗さん(59)、新人で前副市長の佐藤健さん(52)と対面方式で行った。立候補予定者と向き合った高校生は緊張した表情を見せながらも、討論会が始まると積極的に質問。コロナ対応や地方創生に絡めた人口対策、リニア関連、教育支援、学習環境など質問と提案は多岐にわたり、真剣な表情でメモを取り、再質問して政治姿勢を引き出す場面もあった。

 討論会が終わると表情を緩め、小林さんは「これまで高校生の声が届いていなかったと感じた。直接声を届ける貴重な機会で、自分にとっても良い経験になった」と話した。

 討論会の様子は動画投稿サイトを通じてライブ配信した。早大マニフェスト研究所研究員の山内健輔さん(26)は「選挙権がない高校生の意見も聞く良い場になったと思う。単に高校生の意見を取り入れる場になるのでなく、高校生が社会の役に立っていると感じられる視点も大事にしながら続けてほしい」と語った。

 100計画プラスは、18歳の投票率100%を目指す「飯田下伊那100計画」のOBで構成する。

◎写真説明:高校生と立候補予定者による討論会

  

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