高森の火葬場が起工、供用開始は来年夏頃に

政治・行政

[ 2014年 6月 24日 火曜日 12時23分 ]

 下伊那北部5町村でつくる「下伊那北部総合事務組合」は22日、高森町吉田に建設する火葬場の起工式を建設地で開いた。5町村長や地権者ら約80人が出席、神事のくわ入れなどで工事の安全を祈った。計画だと、来年6月頃に完成し、同年夏に供用開始となる予定。

 火葬場は県道飯島飯田線と町道ハーモニック道路(上段道路)の間に位置する。同組合によると、鉄筋コンクリートと鉄骨造の一部2階建てで、延べ床面積は1067平方目メートル。建物の西側に火葬炉2基を設置、高性能の集じん機を備える。駐車場は車30台とマイクロバス2台分を確保。総事業費は約9億円となる見込み。

 建設用地以外の周辺の土地約6200平方メートルも購入し、市田柿と草花による緩衝緑地としての活用を探っている。

 今後は指定管理者を募集し、来年1月までに決定する。建物が完成した後は運転調整・研修を始め、本格稼働に備える予定。

 北部5町村には火葬場はなく、2009(平成21)年に事務組合を立ち上げて火葬場建設を計画してきた。住民の約8割が飯田市斎苑、約2割が駒ケ根市の伊南聖苑を利用し、共同設置は長年の悲願だった。

 同組合管理者の市瀬直史喬木村長は「地域住民の念願だった火葬場計画が起工式を迎え、喜びはひとしお。5町村だけでなく周辺を含めた需要の高まりにしっかりと応えられる施設にしていきたい」と話した。

  

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