高森・喬木で首長選告示

政治・行政

[ 2018年 1月 9日 火曜日 15時21分 ]

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任期満了に伴う高森町長選と喬木村長選が9日告示され、高森町は新人で元町経営企画課長の壬生照玄氏(47)=無所属、山吹=が立候補し、喬木村は1期目の現職、市瀬直史氏(59)=無所属、阿島=が立候補した。午後2時現在で他に動きはなく、どちらも3回連続で無投票で決まる見通し。選挙戦になった場合、投開票は14日。

高森町 新人壬生氏が初当選へ

 壬生候補は、午前8時半過ぎから山吹の商業施設駐車場で行われた出陣式で第一声。地方創生に向けた人材育成と、リニア中央新幹線の開業を視野に入れたまちづくりなどを進めると訴えた。

 出陣式では地元選出の県議らが激励。多くの支持者が集まり、「がんばろー」と士気を鼓舞した。壬生候補は早速選挙カーに乗り込み、全域で精力的に遊説を繰り広げた。

 23年間の行政経験がある壬生候補は、現町政の方針を引き継ぐ姿勢。人材育成の面などで「プラスアルファを打ち出す」と主張する。「地方創生の要は人材育成」ともいい、大きく7分野に分ける政策の柱に据える。

 自治組織を支えるボランティアやNPOなどの育成と支援を目的に、町民住民税の1%を助成する制度の創設を掲げるほか、町予算案の理事者査定の公開に取り組む考え。現町政の重点施策でもある子育て支援は継続し、福祉バスを見直してシェアタクシーの導入を検討するなど高齢者福祉にも力を入れるとする。

 大東文化大を卒業後、1994年に町職員になり、教育委員会事務局長、経営企画課長などを務め、町長選に向けて昨年11月に退職した。隣政寺(りんしょうじ)の副住職を務める。

 町長選を巡り、新人の前町議が昨年9月に一度は立候補の意向を示したが、その後断念。12月に入って無投票を阻止する動きもあったが、
具体化はしなかった。

 3期目の現職、熊谷元尋氏(60)=無所属、吉田=は昨年9月の町議会全員協議会で不出馬を表明している。

 8日現在の 有権者数は1万643人(男5118人、女5525人)。

 

喬木村 現職市瀬氏が再選へ

 市瀬候補は、午前9時から中央社会体育館近くの神社境内で行われた出陣式に臨み、「持続可能な村づくりに向けてまい進する」と第一声を放った。

 出陣式では下伊那郡の町村長と地元選出の県議ら10人以上が激励の言葉を送り、遊説に出発する候補の背中を押した。

 リニア中央新幹線と三遠南信道が通る同村。市瀬候補は高速交通網の整備を「地理的不利を払拭する千載一遇のチャンス」ととらえ、将来にわたって持続可能な村の基盤と社会環境を築くと主張。このうちリニアは「今後4年間が最初のヤマ場」とみて、住民の不安解消と課題解決に努め、経済効果を上げられるような取り組みを進めると訴える。

 教育関連では、他に先駆けて力を入れるICT(情報通信技術)教育に絡め、グローバルな人材を育成したり次世代の喬木村のリーダーを育てたい意向。高齢化社会を見据え、村農村交流研修センター(阿島)を核とする「小さな拠点」整備を推進するとする。また1期4年は「掲げた基本政策は全て目標を達成、もしくは手をつけることができた。充実し、やりがいのある4年間だった」と振り返る。

 横浜市立大を卒業後、1981(昭和56)年に村職員となり、教育委員会事務局長や企画財政課長兼リニア対策担当などを歴任。2014年に行われた村長選に出馬し、無投票で初当選を果たしている。

 8日現在の有権者数は5375人(男2601人、女2774人)。

  

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