高森・喬木両首長選が無投票で決まる

政治・行政

[ 2014年 1月 16日 木曜日 9時46分 ]

 任期満了に伴う高森町長選と喬木村長選は14日告示され、ともに無投票で新首長が決まった。高森町は現職の熊谷元尋氏(56)=無所属、吉田=が3選し、喬木村は新人の市瀬直史氏(55)=無所属、阿島=が初当選。リニア中央新幹線や三遠南信道の建設に伴い、両町村を含めた地域に大きな「変化」が予想される中、選挙戦による政策論争はならなかった。

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 高森町長選は14日告示され、現職の熊谷元尋氏のみが立候補し、無投票で熊谷氏の3選が決まった。無投票当選は2期連続。

 午後5時に届け出が締め切られ無投票が決まり、熊谷候補を乗せた遊説カーが自宅に隣接した選挙事務所に戻ると、支援者らは拍手で出迎えた。

 同6時半から吉田の吉田区民会館で開かれた選挙結果の報告会で、熊谷氏が入場すると集まった支援者からは大きな拍手。熊谷氏は握手を交わすなどして支援者と喜び合った。万歳三唱で3選を喜び、花束を受け取った熊谷氏は13年後開業予定のリニア中央新幹線を見据え「町民の意見を聞きながら、足腰の強い、持続可能なまちをつくっていきたい」と抱負を述べた。

 熊谷氏は昨年11月の町議会全員協議会で立候補を表明。「未来へ!みんなでつながる まちづくり」をキャッチフレーズに▽情報の公開と運用▽未来を見据えたまちづくり▽生きがいと安心を感じるまちづくり―など6つを政策の柱にし、「やってみたいこと」として55項目を掲げた。

 熊谷氏は町議(3期)、町副議長を務め、2006年の新人3人による町長選で初当選。10年の前回は、16年ぶりの無投票で再選を果たしている。

 町選挙管理委員会は20日に選挙会を開き、当選人を確定し、熊谷氏に当選証書を交付する予定。熊谷氏の初登庁は23日。

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 喬木村長選は14日告示され、新人で元村企画財政課長の市瀬直史氏のほかに立候補がなく、無投票で市瀬氏の初当選が決まった。同村長選は2010年に続き連続の無投票。新人の無投票当選は24年ぶり。

 午後5時に届け出が締め切られると、予定していた事務所開きを急きょ報告会に変更。報告会は同7時半から小川の旧JA支所で行われ、やや緊張した表情の市瀬氏は駆けつけた支援者らと握手を交わし、大きな拍手には深々と頭を下げた。花束を受け取ると笑顔を見せ、万歳三唱で初当選を喜んだ。

 市瀬氏はリニアや三遠南信道の建設に触れ「光と影の部分がある。解決するために行政、議会、住民が知恵を出し合い、新しい村づくりを方向付けたい」と抱負を述べた。

 市瀬氏は昨年12月に立候補を表明。安心して暮らせる社会基盤の整備や若者の定住対策、高齢化時代に対応したシステムの整備、6次産業に絡めた産業振興、自然エネルギーの利用推進などを政策に掲げた。

 同村長選をめぐり、対抗馬を擁立する動きがあったものの具体化しなかった。

 市瀬氏は横浜市立大を卒業後、1981(昭和56)年に村職員となり、教育委員会事務局長や企画財政課長兼リニア対策担当などを歴任。出馬に向けて昨年10月末で退職している。

 現職3期目の大平利次氏(71)=無所属、阿島=は昨年9月に引退を表明した。

 村選挙管理委員会は20日に選挙会を開き当選人を決定、当選証書を交付する予定。市瀬氏の初登庁は27日。

  

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