高森町 検討委員会が休止のラン植物園視察

政治・行政

[ 2010年 4月 8日 木曜日 15時11分 ]

 高森町が休園と植物処分の方針を決めている町ラン植物園「蘭ミュージアム・高森」の施設、土地の有効活用を考える検討委員会は6日、現在休止している同園を視察した。周辺の現状について町担当職員から説明を受け、今後検討する上での参考にした。

 町は、原種や交配種、熱帯植物は廃棄処分ではなく移転可能な時期まで管理し、ことし10月までに生産者、町民、園芸家らに売却する方針。建物については解体せず、同委員会を通して有効活用できる方法を探っていくとしている。

 同委員会は、植物園周辺の住民、農家、主婦、商工会関係者に加え公募委員5人を含む15人で構成。先月18日に発足した。

 2回目となった今回、実際に現地を見た上で議論を深めるべき―とし、視察を計画。木造1部2階建ての本館、鉄骨造ガラスふきの観賞温室など施設内を実際に歩きながら町担当職員からの説明に耳を傾けた。借地の駐車場を含む施設周辺も見た。

 町によると、敷地約2万2000平方メートルのうち半分を町が所有しており、残りは借地。敷地には本館、観賞温室のほかビニールハウスの栽培温室、木造平屋の売店が並ぶ。ランの花をモチーフにしたという本館には事務室のほか研究室、実験室、研修室を置く。実験室にはDNAの解析といった大学レベルの研究ができる機器も備わっている。

 栽培温室は軽量鉄骨とパイプ型の計6棟あり、棟ごとに温度管理できるよう整備されている。担当職員は「現状の有効活用を考えると、野菜や花の育苗が適している」と説明。ただ、作付けには土壌改良の必要性を示した。天竜川付近に比べ気温が低く、水の確保が難しいといった立地条件にも触れた。

 今回の視察を踏まえ、今後1年間にわたって調査、研究し、町への提言をまとめる。

 検討委員会の第3回は町福祉センターで13日午後7時から。

  

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