高森町、吉田南でまちづくり懇談会 身近な課題に意見、要望

政治・行政

[ 2016年 9月 29日 木曜日 16時01分 ]

吉田南地区で開かれた懇談会

 高森町のまちづくり懇談会が28日夜、吉田南地区館であった。町側は町政課題や財政状況などを説明。区民約20人が参加し、身近な課題や今後のまちづくりなどについて意見、要望した。まちづくり懇談会は10月14日まで21カ所で行われる。

 町側は熊谷元尋町長のほか各課長らが出席。昨年度に策定した地方版総合戦略「日本一のしあわせタウン総合戦略」について説明した。44年後の目標人口は1万1200人。国立社会保障・人口問題研究所の推計値では、2010年に1万3215人だった町の人口は2060年に1万769人に減る見通しだが、町の施策を取り入れることで1万1200人以上を確保する。

 新たな試みとして、妊娠中から継続的に女性の相談に乗る「たかもりまちネウボラ」推進事業を始めた。主な取り組みは、助産師や保健師による出産・母乳・育児の相談、産前から産後までの知識を楽しく学ぶ教室、育児や母乳相談にかかる費用の一部を負担する「産後サポート券」の発行、ファミリーサポートセンターの充実、離乳食教室の開催など。「子供の育ちを家庭と地域で支え合う環境づくりを目指す」とした。

 山吹の丸山公園に新たな子育て拠点施設を整備する計画で、計画案を示した。子育て支援センターや保健センター、相談窓口などが入る「子ども・子育て支援施設」を整備し、隣接地には駒ケ根高原レディースクリニックの分院やサービス機能付き高齢者住宅ができる予定。

 また来年1月に放送が始まるNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」で、ゆかり深い町としてPR活動を展開する。公式ロゴやPRグッズとしてパンフレットやポスター、のぼり旗などを作る計画。直虎のいいなずけだった井伊直親(幼名・亀之丞)が9歳からの12年間を過ごした松源寺(下市田)への観光客増も見込まれ、現地ガイドの音声伝達システムを整備したり仮設トイレを設置し、誘客につなげるとした。

 財政状況については昨年度の決算内容を説明した。財政の硬直度を示す経常収支比率は0・7ポイント改善し86・9%。借金返済負担の重さを示す実質公債費比率は0・6ポイント改善し、将来負担比率は13・9ポイント下がった。

 参加した住民からは防災訓練のあり方や自治会未加入者への対応、環境問題などについて意見や質問が出た。

 熊谷町長はあいさつの中で人口問題に触れ「減少傾向を現実のものとして受け入れ、少しでも緩やかなカーブを描き、人口増にもつながるような取り組みを進める」と述べた。

  

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