高森町・喬木村首長選で当選決まる

政治・行政

[ 2018年 1月 10日 水曜日 15時32分 ]

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9日告示の任期満了に伴う高森町長選と喬木村長選は、ともに無投票で新首長が決まった。高森町は新人で元町職員の壬生照玄氏(48)=無所属、山吹=が初当選し、喬木村は現職の市瀬直史氏(59)=無所属、阿島=が再選を決めた。どちらも無投票は3回連続。今回も選挙戦による政策論争はならなかった。

 

高森町 壬生氏が初当選

 高森町長選は新人の壬生氏以外に立候補がなく、壬生氏の初当選が決まった。

 午後5時に届け出が締め切られて無投票当選が決まり、壬生候補を乗せた遊説カーが山吹の選挙事務所に戻ると、支援者は拍手で迎えた。

 午後6時半から吉田の区民会館で報告会が開かれ、壬生氏は会場に集まった支援者と握手を交わし、大きな拍手には深々と頭を下げた。

 あいさつに立った壬生氏は「この4年間は大変な時期だと実感する。これからが本当に大事なステージ。皆さんと一緒に町政を進めていきたい」と抱負を語り、3期12年務めた熊谷元尋町長は「良い人物にたすきを引き継ぐことができた」と喜んだ。

 壬生氏は昨年11月に立候補を表明した。23年間の行政経験を踏まえ、現町政の方針を引き継ぐ姿勢を強調。人材育成の面などで「プラスアルファを打ち出す」と訴えた。掲げた政策は大きく7分野に分かれ、自治組織を支えるボランティアやNPOなどの育成と支援を目的に、町民住民税の1%を助成する制度の創設などを盛った。

 大東文化大を卒業後、1994年に町職員になり、教育委員会事務局長、経営企画課長などを務め、町長選に向けて昨年11月に退職。隣政寺(りんしょうじ)の副住職を務める。

 町長選を巡り、新人の前町議が昨年9月に一度は立候補の意向を示したが、その後断念。12月に入って無投票を阻止する動きもあったが具体化しなかった。

 町選管は15日に選挙会を開いて当選人を確定し、壬生氏に当選証書を交付する予定。

 壬生氏の初登庁は23日。

 

喬木村 市瀬氏再選果たす

 喬木村長選は現職の市瀬氏のみが立候補し、前回選に続き無投票で再選が決まった。

 午後5時に届け出が締め切られると、予定していた事務所開きをやめ、村福祉センターで選挙報告会を開催。同7時に会場入りした市瀬氏は、笑みをこぼしながら集まった多くの支援者と握手を交わし、万歳三唱で喜びを分かち合った。

 市瀬氏は「無投票故に、皆さんの重い期待を背負っていると、一段と意を強くしている」と語り、リニア中央新幹線整備も本格化する中で「まずは不安を与えないよう課題解決に全力で取り組みたい。その先に喬木村の明るい未来がある」と強調した。

 また人口減少下における持続可能な村づくりに向け「村民の知恵を借りるなかで、何とか輝きを持ち続けていきたい。そんな思いで4年間一生懸命考えていく」と述べた。

 市瀬氏は昨年9月の村議会一般質問で立候補を表明した。高速交通網の整備を「地理的不利を払拭する千載一遇のチャンス」と捉え、持続可能な村の基盤と社会環境を築くと主張。先端教育を取り入れたグローバルな人材育成や高齢化社会を見据えた「小さな拠点」整備の推進を訴えた。

 横浜市立大を卒業後、1981(昭和56)年に村職員となり、教育委員会事務局長や企画財政課長兼リニア対策担当などを歴任。2014年の村長選に出馬し、初当選した。

 村選管は10日に選挙会を開いて当選人を決定し、当選証書を交付した。

 市瀬氏の初登庁は29日。

  

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