高森町保育所あり方検討委が提言書

政治・行政

[ 2011年 12月 23日 金曜日 8時36分 ]

 高森町の教育委員や子育て中の保護者、公募らでつくる「保育所あり方検討委員会」(村山純一会長)は22日、町役場を訪ね、町吉田河原保育園の民営化が望ましいとする提言書を熊谷元尋町長に手渡した。提言を受け、熊谷町長は来年1月に保育所運営審議会に諮問する見通し。

 同保育園は、町内の保育園では唯一、社会福祉法人「白百合福祉会」が町の指定管理者として2006(平成18)年9月から運営に当たっている。

 未満児保育への需要の高まりを背景に、受け入れ体制の拡充は喫緊の課題になっている。町教育委員会によると、同保育園はことし3月、未満児保育の強化を見据えた民営化の意向を、文書で町に申し出た。これを受けて同検討委が研究を重ねた。

 この日は村山会長と北原洋子副会長が訪れ、村山会長は「慎重に検討した結果、民営化が望ましいという結論に達した。委員21人の総意であり検討していただきたい」と述べた。熊谷町長は、保育サービスの充実につながるなどと理解を示した上で「保護者に安心していただける保育園であることが第一。しっかり検討し、提言に沿って実現できるよう努力したい」と答えた。

 同検討委が同保育園の民営化を想定した検証の結果、すでに指定管理者として民間運営を行っており「保育方針や保育環境が大きく変わることはない」と説明。保育士も現行の雇用体制を継続するため、民営化による不安材料やリスクは一般的な民営化に比べて少ないとした。

 入所調整や財産管理、住民説明などを今後の課題に挙げ、入所調整では「希望が集中した場合は入所調整が難しくなることも想定される」とした。

 町教育委員会によると、同保育園の民営化に向けて来年から準備を進め、2013年度をめどに民営化できればとしている。

  

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