4期目・牧野市長が初登庁 

政治・行政

[ 2016年 10月 28日 金曜日 15時11分 ]

4期目初登庁で笑顔を見せる牧野市長(飯田市役所で)

 9日告示の飯田市長選で無投票4選した牧野光朗市長(55)が28日、4期目の初登庁を行った。職員訓辞では、リニア中央新幹線の開業時代を見据え、自立志向や創造的コミュニティーの重要性を強調。「当地域のポテンシャルは高い。リニア時代に輝き、笑顔で過ごせる地域にすべく力を貸してほしい」と呼び掛けた。

 牧野市長は市民バスで午前9時10分すぎに市役所前に到着。玄関まで列をつくって出迎えた150人余の職員や支援者らの拍手に笑顔で応じ、女性職員から花束を受け取ると、一礼して謝意を示した。

 訓示では、人口減少・少子高齢化、財政難などの社会情勢や今後に控えるリニアや産業振興の『知の拠点』の整備といった大型事業を踏まえ「これまで以上に誤りなきかじ取りが求められ、責任の重さに身が引き締まる。市政経営に一層まい進し、真の地方創生のモデルをつくり、発信していく」と決意を語った。

 「リニアや知の拠点整備が注目されがちだが」と前置きした上で、4期目公約に盛った▽多種多様な地域産業を生かした新たな地場産業振興プロジェクトの推進▽高校生対象の地域人教育や若者の地域参画の促進▽低所得世帯の学校給食費の全額補助▽学童保育の定員拡大▽特養「飯田荘」の改築―なども挙げ「産業・人・地域づくりを総合的に進める」と述べた。

 「右肩下がりの時代の三重苦」として、人口減少・少子高齢化、財政難、さらに「自立心の欠如」を位置付け「行政サービスに対する受け身の考えを乗り越えねば真の地方創生は成し得ない。自立志向でクリエイティブなコミュニティーが重要」と力を込めた。

 地域の将来を切り開く指針として「競争から共創へ」「トップダウンからボトムアップへ」「優良可の良いから真善美の善いへ」などの変換キーワードも並べ、職員一人一人に対し「各職場の業務をさらに工夫し、課題を見える化し、共創を通じた解決やイノベーションを願う」と呼び掛けた。

 続く定例記者会見でも今後の地域づくりへの思いを伝え「劇的な社会環境の変化に伴う既成概念の打破」を重要視。人工知能(AI)の目覚しい進化にも言及し「(近未来に)AIにとって代わられない能力をいかに伸ばすか。豊かな人間関係の構築こそ大事」と述べた。

  

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