「エコドライブ先導役を」温暖化対策協が無料講習で1000人育成へ

社会

[ 2010年 2月 26日 金曜日 15時58分 ]

 飯田地球温暖化対策地域協議会(今村良子会長)は24日、地球環境に配慮した運転を心掛けるエコドライバーを南信州地域で広めようと、住民や事業所の従業員ら1000人を対象にした無料のエコドライブ実践講習を4月に始めることを発表した。受講生の募集は3月1日から。同協議会は「まずは1000人に地域の先導役を担ってもらう。将来的には1万人を目指したい」としている。

 「南信州エコ・ドライブ1000人プロジェクト」と銘打ち、11月までの開講を予定。無料の受講生は1000人になりしだい募集を締め切る。エコドライブは安全運転とも関連することから、排ガス抑制効果だけでなく、交通事故抑止も期待できるという。

 座学と実践による講習は同協議会の構成団体でもある「ドライビングスクールアジマ」(喬木村)で開き、1回3時間ほどを予定。交通エコロジー・モビリティ財団の認定を受けたインストラクターが指導し、受講生には修了証が手渡される。3人1組を基本とし、1日最大30人まで受講できる。

 予定カリキュラムによると、受講生たちはまず、車両を従前通りに運転して燃費などを把握する。続いて、アイドリングストップや緩やかな発進などといったエコドライブのノウハウを学び、再度の運転で実践。講習前後の走行データを比較し、効果を確かめる。

 飯伊地域の運転免許所有者は約11万人。約1%にあたる1000人をエコドライブの先導役として無料で育成する。今後に地域住民のほか、運輸や運送、営業など車を運転する業務が多い事業所などにも受講を呼び掛ける。同プロジェクト後も講習を有料で続け、将来的には1万人の育成を目指す。

 同協議会の構成団体の代表らが24日、飯田市追手町の県飯田合同庁舎で記者会見し、プロジェクト内容を発表した。ドライビングスクールアジマの矢澤文建社長は「実践の輪を広げ、南信州をエコドライブが当たり前の地域にしたい」、講習を体験したというアップルキャブ南信州広域タクシーの池田榮一社長は「意識的なエコ運転で燃費が改善した。社員のみならず、業界へも受講を働き掛けたい」と話した。

 受講の申し込み、問い合わせはドライビングスクールアジマ(電話0120‐17‐1559)へ。

  

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