「ワーキングホリデーde婚かつ」実施、農業体験と出会いを

社会

[ 2010年 9月 20日 月曜日 13時14分 ]

 飯田市は、ワーキングホリデーに「すねいるパーティー」を組み込んだ特別企画「ワーキングホリデーde婚かつ」を、9月の連休を利用して17日から20日まで3泊4日の日程で実施している。昨年度に引き続き、飯田下伊那の若手農家のグループ「かたつむりの会」と連携して企画したもので、地域の農業後継者の配偶者対策の一助としたい考えだ。

 ワーキングホリデーには30代から40代の8人(女性4人、男性4人)が参加し、市内の受入農家6軒で果樹や野菜などの農作業を手伝っている。このほか、後半の2日間高森町の「森の家」で開く「すねいるパーティー」のみの参加者が6人いる。関東5人、東海4人、関西2人、県内2人、北海道1人の内訳。出会いを求めて地域の農業後継者と「すねいるパーティー」で交流を深める。

 吹田市から参加した保育園栄養士の木太紀子さん(35)は17日昼過ぎ、北方で果樹園「かねみや農園」を営む宮下猛さん(51)方に到着。梨の袋を破り、収穫した梨を選別して出荷するため袋詰めをする作業を手伝った。昨年までワーキングホリデーに参加していた父親から今回の特別企画に「行ってみないか」と勧められ、初めて参加したという。

 木太さんは「保育園で給食を作っており、日本の食の大切さを感じている。子どもたちに安全なものを食べさせたいが、自給率が低く国産品は高い。農業を体験する機会があるなら参加してみたい」と意欲的。すねいるパーティーも楽しみにしており「職人タイプの男性」を求めている。

 受入農家の宮下さんは「ワーキングホリデーが始まった当初(1998年秋)から2人ぐらいずつ受け入れている。春はりんごの花摘み、秋は市田柿の作業を手伝ってもらい大変助かっている。事業を通じて就農した人も数人おり、1人でも農業をやってくれる人が増えればいい。特別企画は今回初めて受け入れたが、木太さんは農業に興味を持っているので、ぜひこちらへ嫁ってもらえれば」と声援を送る。

 

  

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