「南信州いいむす21」 5事業所に登録証交付、飯田工業生徒会も

社会

[ 2010年 5月 22日 土曜日 13時24分 ]

 南信州広域連合は21日、地域独自の環境マネジメントシステム「南信州いいむす21」の登録証を中級2(いずれも更新)初級3(うち更新1、新規2)の計5事業所に交付した。

 中級を更新した2事業所のうち、株式会社イイダサービス(林健太郎代表取締役)=上郷飯沼=は、地球環境保全を会社の経営上重要な課題と位置づけ、自動車のエコ整備を積極的に進めている。同じく南信州広域連合事務局(伊坪薫事務局長)=追手町2=は、日常の業務でコピー用紙の削減や消費電力の抑制、マイカー通勤、事務用品のグリーン商品購入などに全員で取り組んでいる。両事業所とも3年前に中級へステップアップし、今回が最初の更新になる。

 初級を更新した飯田工業高等学校生徒会=座光寺=は、3年前に続いて2回目の更新。環境問題やISO14001を熱心に勉強し、環境配慮型工業製品の研究に取り組んでいる。また、ISO新聞を発行して全校生徒の環境意識を高め、ごみの分別収集や学校外の清掃を実践している。

 今回初めて初級に認証登録したイワタニ長野株式会社飯田支店(小林芳夫代表取締役社長)=鼎一色=は、高効率給湯器や太陽光発電システムで家庭へエネルギーの高効率利用を推進している。同じく飯田環境センター竜水園(坂口優二事務長)=松尾明=は、し尿処理による排水が天竜川水系に与える影響を十分に把握し、施設の適正維持管理に努めている。

 交付式で、牧野光朗連合長は「ステップアップ方式で上の段階をめざして」と激励。登録事業所の中で唯一の学生の取り組みとして、環境保全活動を積極的に進めている点が評価された飯田工業高校生徒会について「先輩の意思を受け継いで更新したことを特に今回うれしく思った。チャレンジ精神で頑張って」と期待を寄せた。

 登録事業所を代表してイワタニ長野飯田支店の長沼英樹支店長は「飯田下伊那では6000戸にLPガスを供給している。ガスコンロや給湯器、灯油ボイラーのほか、太陽光発電や家庭用燃料電池(エコファーム)の販売施工も開始し、昨年度は県内で太陽光発電53基、家庭用燃料電池6基を設置した」とあいさつした。

 広域連合によると、今回の登録で登録事業所は初級38、中級14、上級1、ISO14001南信州宣言2の計55事業所となった。また、取り組み宣言をしている事業所は初級4、中級1、上級1の計6事業所となっている。

 

  

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