「山法師」に信州エコ大賞、多彩な環境保全活動たたえ

社会

[ 2013年 10月 23日 水曜日 15時19分 ]

 環境保全活動に積極的に取り組む個人や団体をたたえる県環境審議会主催の「第15回信州エコ大賞」の大賞に、飯田市のNPO法人「いいだ自然エネルギーネット山法師」が選ばれた。21日に中島武津雄理事長らが同市役所を訪れ、牧野光朗市長に受賞を報告した。

 山法師は2002年に資源やエネルギーの地産地消による環境保全と地域活性化を目的に発足した。08年に太陽光発電や風力発電など7種類の自然エネルギー施設を備えた化石燃料ゼロハウス「風の学舎」を同市下久堅に開設。全国からの環境・体験学習を主体とした研修を受け入れており、年間の訪問者数は約1800人に上る。

 分野横断・連携のユニークな取り組みも特長で、遊休農地を利用した都市農村交流事業「大豆人(マメジン)プロジェクト」もその一つ。持続可能な社会の構築を狙いにした「南信州フォーラム」での環境ツアーや体験学習なども手掛ける。

 市長訪問で中島理事長は「思いがけない大きな賞。民間の活動者の励みになればうれしい。少しでも活動を長く続けていきたい」と話した。新たな試みとして「まき」の生産・提供拠点の開設に取り組んでいるという。

 受賞報告で牧野市長は「他の団体の良い模範になる。素晴らしい取り組みを地域内外に発信してほしい」と期待。「ドンと花火を打ち上げて終わり(の一過性の活動)でなく、一つ一つを丁寧に段々と進めていく姿勢が素晴らしい」と敬意を表していた。

  

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