ごみ処理施設検討委員会が候補地視察

社会

[ 2012年 7月 7日 土曜日 8時11分 ]

 南信州広域連合のごみ処理施設検討委員会は5日、第11回会議を飯田市竜丘の桐林クリーンセンターで開いた。会議に先立ち、下久堅と龍江各2カ所の候補地を視察。会議では、事務局から4カ所の候補地について「各検討項目を精査した結果、次期ごみ処理施設の用地としては、下久堅稲葉が適当であると判断した」との説明を受けた。次回の会議で協議し、答申案を検討する。

 下久堅稲葉が適当と判断した主な理由は▽大規模な造成工事を伴わず、理想的な広さの事業用地(敷地見込み面積約3万平方メートル)が確保できる▽保安林や埋蔵文化財といった規制分野に障害が少ない▽候補地の周辺に保全を要する施設が存在せず、電気や情報、水道などのインフラ整備が容易▽排水先の下流域に耕作地が存在しない―ことなどを挙げている。

 次期ごみ処理施設用地の要件は、広域連合が昨年3月に情報提供を依頼した時点に要件を示したが、その後、現地改築を含め様々な議論があり、2月に全体構想で示した「めざす姿」を踏まえて、現時点で考えられる要件が大きく変わってきた経緯がある。

 まず、ごみ処理施設の用地として最低限2万平方メートルの敷地が確保されていること、さらに、めざす姿の実現に向けて6万平方メートル程度まで用地が拡張できることとした。処理水の放流、環境規制値、プラスチックの焼却については変更ないが、環境公園、バイオガス利用施設、最終処分場の整備を検討していくことも挙げている。

 ただ、これらの施設は、現時点では整備内容が確定していないため用地選定の要件とはしないが、今後、整備の在り方を検討していくことを確認するとしている。

  

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