たまゆら 県の「いきいきカンパニー」に認証

社会

[ 2016年 2月 8日 月曜日 9時12分 ]

 飯田市北方で福祉介護事業を展開する株式会社たまゆら(松村紘一代表取締役)が5日、多様な働き方を導入・実践し、正社員化や職場環境の改善に取り組む企業を認証する県の「職場いきいきアドバンスカンパニー」に認証された。

 この制度は昨年7月から運用を開始し、県内では6社目、南信地区では同社が初めての登録となった。県が策定した「人口定着・確かな暮らし総合戦略」でも、若い世代の経済的安定の支援、子育てと仕事の両立支援、ワークライフバランスの実現のための具体的施策として、この制度の普及・促進が盛り込まれている。

 同社は、2003年4月に「デイサービスセンターたまゆら」を開設。05年3月「ショートステイたまゆら」、07年3月「介護付有料老人ホームたまゆら」、09年4月「デイサービスセンターたまゆらの丘」、同年8月「ハッピーハウスたまゆら」と「グループホームたまゆら」を立ち上げ現在に至る。

 今回の認証は、派遣社員からの採用制度を利用し正社員として採用、正社員転換制度を利用しパートタイマーを正社員へ転換、勤続年数に応じてリフレッシュ休暇と勤続手当を支給、健康診断判定表彰、教育資金貸付制度、託児所の開設、児童学級の開設など、職場環境の改善に取り組んできた実績が評価された。

 同社には仕事と子育ての両立支援に積極的に取り組むためのプロジェクトチームがあり、社内アンケートやヒアリングを行い、従業員の要望を取り上げている。従業員は現在96人。

 松村社長は「ここまで来る中で財的にも人的にも非常にエネルギーを使っている。その中で一番やってよかったと思ったのは、たくさんの職員が制度を当然の権利として行使してくれていること。それが職員の定着と質の高いサービスにつながっており、逆に得たものが非常に多い。これからも仕組みを十分に生かしていきたい」と語った。

 認証書を交付した県南信労政事務所(原佳正所長)では「日頃から多様な働き方の実践に積極的に取り組まれたことが今回の認証に至った。県としても、働きやすく働きがいのある職場として、優秀な人材の確保につながるよう、広く発信していく」としている。

  

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