りんご並木で車両通行規制実験を実施中

社会

[ 2009年 10月 22日 木曜日 14時35分 ]

 飯田市商業・市街地活性課は21日午前7時から23日午前7時まで48時間、りんご並木で車両通行規制実験を行っている。扇町の動物園前と中央通り1・2丁目交差点の2地点からりんご並木への車両進入を規制(禁止)し、車両通行量の状況を調べる。規制前に行った調査とデータを比較し、りんご並木で歩行者優先の道路を整備するための材料としたい考えだ。

 りんご並木が現在の公園型道路にリニューアルされたのは1999年。ことしでちょうど10年になる。市は2002年度から毎年、中心市街地で歩行者通行量調査を実施しているが、りんご並木では歩行者が増加傾向にある。歩行者天国も07年から始まり、昨年4月から「りんご並木まちづくりネットワーク」が中心になって、毎月実施している。

 昨年4月から5年間を計画期間とする中心市街地活性化基本計画は、りんご並木や動物園、扇町公園、桜並木、中央公園といった緑地帯を「まちに潤いを与える貴重なエリア」と位置づけ、「さらなる活用や機能強化によるまちの回遊性に向けた取り組みが必要」と指摘。具体的事業として、りんご並木や桜並木などで歩行者優先の道路を整備する計画だ。

 ただ、周辺には店舗や企業、民家などが立ち並び、りんご並木を生活や仕事のために通行する車両を締め出すのは不可能。このため、今回初めて実施している規制実験では、りんご並木を「抜け道」として利用する車両がどのくらいあるか状況把握を主眼とする。

 同課では「りんご並木は歩行者に親しまれる場所として活用されるようになってきたが、車との共存、歩行者の安全確保が課題。調査の結果をこれからの交通規制を考える材料にしたい」としている。

  

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