シニア世代の社会参加を考える 活動発表や初の意見交換

社会

[ 2015年 2月 20日 金曜日 12時17分 ]

 人生90年時代を迎え、シニア世代の生き方や価値観が変化するとともに、高齢者自らが地域社会を支えていくことが求められる中で、シニア世代の社会参加を考える意見交換会が17日、県飯田合同庁舎で初めて開かれた。

 県飯田保健福祉事務所、県長寿社会開発センター飯伊支部、同センター飯伊地区賛助会が主催。県シニア大学飯伊学部の1年生と2年生の有志、賛助会員のほか、いいだシニアクラブや喬木村高齢者クラブ、大鹿村社会福祉協議会の関係者など約180人が参加した。

 最初に飯伊地区賛助会グループを代表して、高森町如月会の山崎房人さん、シニアニュースポーツクラブの名取津義生さん、劇団赤門の宮島節男さんがそれぞれ活動発表。続いて、この3人と県長寿社会開発センターのシニア活動推進コーディネーター矢野明見さんがパネラー、飯田市社会福祉協議会地域福祉課地域福祉係の矢野寿明さんがコーディネーターとなり意見交換を行った。

 この中で、明星学園でボランティア活動に参加したシニア大学1年生の男性は「最初にボランティアと言われた時は何をしていいかわからなかった。話し合いをする中で、ぜひふれあいの場をとお願いし、当日は子どもたちを散歩に連れて行ったり、本を読んだりお話をしたり、背中をさするなどした。障がい者の状況を知ることができ参考になった」

 山本の認知症施設を10人のグループで13回訪ねたという2年生の男性は「ボランティア活動を通して、生きていくには人との接触が大事なことがよく分かった。将来お世話になるかも知れないので、いい体験になった」とそれぞれ感想を語った。

 老人大学同期生でつくる「劇団赤門」(会員数21人)の宮島代表は「58歳の時に急性心筋梗塞で心臓が一瞬止まったが生き返った。福祉のために尽くせと神様から与えられた命だと思っている。人の体はクスリで治す。心の健康はボランティア活動をすることによって得られる。健康で元気に長生きしたい人は賛助会に入ってボランティア活動を一緒に続けて」と話した。

  

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