不安の声 営業自粛も

社会

[ 2020年 4月 17日 金曜日 15時36分 ]

 緊急事態宣言が16日、長野県を含む全国に拡大され、飯田下伊那地域の商店主らからは「これからどうなるのか」と不安の声が聞かれ、宣言で営業自粛を決めた施設もあった。

 飯田駅前でたこ焼き屋「デコちゃん」を営む田中八千代さん(51)は「客足は飯田管内で出てからぐっと減った。店は続けているが利益はほとんどない」、市街地で飲食店(オールドウエスト)を経営している田中由春さん(66)は「売り上げは10分の1。イベントもできないし、これからどんな対策が取られるかもわからない」と不安を口にした。

 緊急事態宣言の全国拡大を受け、センゲキシネマズは17日から当面の間、トキワ劇場は18日から5月7日まで一時休館する。ともに17日までに決めた。

 トキワ劇場の堀秀麿社長(64)は「できるだけ続けようとさまざまな安全策を講じてきたが、営業を自粛せざるを得ない状況になった。また笑顔で皆さんをお迎えできるよう、ご自愛いただけたら」と話した。

 17日から宿泊部門、レストランを5月6日まで休業し、テークアウトや問い合わせに対応しているシルクホテルの中田勝己社長(62)は「宿泊業は地域あっての仕事。お客さま、スタッフへの感染を抑制しなければという思いも非常に強く、国や地域の方針に全面的に従う。その間に新型コロナ収束後をイメージし、今後の展開を考えていくしかない」と話した。

 休校中の学校の今後を心配する声も聞かれた。市街地の学校に通う小学生の母親(39)は「休校が実際いつまで続くのか分からない。仕方がないことだが、子どもたちのストレスもたまっていて、はけ口が見つからない」と話した。

◎写真説明:17日午前の飯田市街地

  

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