不法投棄パトロール員の出発式開く

社会

[ 2014年 4月 4日 金曜日 9時41分 ]

 4月に「ポイ捨て防止条例」を施行した飯田市は2日、不法投棄パトロール員の出発式を市役所で開いた。条例に基づき指定した各地区の「環境美化重点路線」を中心に見回り、ポイ捨て防止に目を光らせる。

 市環境課によると、パトロール員制度は2001年に始まり、市内全20地区ごとに1人ずつ任命する。月2回、各地区内をパトロールし、不法投棄を見つけた場合は同課に報告。地域の啓発活動や美化活動にも積極的に取り組む。

 市は1日から「ポイ捨て等防止および環境美化を推進する市民条例」を施行。各地区で集中的に環境美化を展開していく「重点路線」として61路線を指定し、不法投棄防止用のフェンスやネット、啓発看板の設置補助などで活動を支援する。

 出発式で市は、パトロール時に着用してもらう蛍光色のビブス(ベスト)を配布。表裏に「GOMI Zero」の文字やイラストをあしらい、不法投棄の防止を視覚に訴える。

 活動5年目という橋南地区のパトロール員(81)は「ビブスは目立っていい。時間をかけて、しっかりとパトロールをしていきたい。新条例の制定で、これまでよりも強く注意喚起できそう」と話していた。

 市内の不法投棄の報告件数は2012年度が140件で、13年度は2月末時点で108件。冒頭あいさつで牧野光朗市長は「件数は減少しており、パトロール員の真剣な活動が地域美化に結びついている。さらに取り組みを強化してほしい」と期待を込めた。

 新条例はポイ捨て防止や地域の美化活動に主体的に取り組む市民を増やすことが狙い。新たに市専門職員となる「環境美化指導員」を4人配置し、ポイ捨て現場への立ち入り調査や指導の権限を持たせる。禁止行為の違反者には必要な措置を勧告し、状況に応じ命令も可能。従わない場合は氏名など事実公表もできる。

 この他、飲食物の自動販売機の設置者には、空き缶などの回収容器を近くに設置し、適正に管理することを義務付けた。公共の場所での喫煙も所定の場で行うよう努めることなども盛った。

  

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