両陛下がりんご並木ご訪問で東中生と交流

社会

[ 2016年 11月 18日 金曜日 15時32分 ]

002りんご並木※県提供

 天皇、皇后両陛下は17日午後、飯田市の中心市街地にあるりんご並木を訪問し、管理をしている同市立飯田東中学校の生徒たちと交流された。皇太子時代の1969(昭和44)年の訪問時のことも振り返り、「よくここまで育てて来られましたね」とねぎらいの言葉を掛ける場面も。中学生たちと気さくに言葉を交わし、現在の管理の状況なども聞いた。(写真は県提供)

 

 両陛下は、ふじを管理する2年1組の生徒ら36人が行った収穫作業の様子を見守った。

 

 3年生で並木委員長の伊藤千輝君(15)、副委員長の中山ゆきのさん(同)が、写真を添えて手書きの説明文を記した資料を示し、47(同22)年の飯田大火からの復興のシンボルとして市民に愛されてきた並木の歴史や、「もっと多くの人に存在を知ってもらい、まちづくりに貢献したい」とする生徒たちの願いを紹介。両陛下から「この木の種類は何ですか」などと声を掛けられる場面もあった。

 

 生徒や案内した熊谷邦千加校長(56)によると、両陛下は69年に訪問したことを覚えていて、当時に植えられた木がまだ残っていることを聞くと、天皇陛下は「ああそうですか」と感動された様子だったという。

 

 両陛下はその後、収穫作業をしていた中学生たちに近づき、声を掛けた。

 

 天皇陛下は「多くの実がなってしまった場合はどうするのですか」と質問し、摘果作業の様子を聞いた。皇后さまは手を伸ばしてリンゴを受け取り、「赤くて大きなリンゴですね」と言葉を掛けた。

 

 皇后さまが聞きたいと望み、生徒たちは並木を題材にしてつくられた歌で、作業後などに歌っている「りんご並木Forever」を披露。両陛下は「すぐに美しい声で歌えるんですね」と声を掛けた。

 

 伊藤君は「先輩たちの60年余にわたる伝統の継承があったからこそ、天皇・皇后両陛下のご訪問が実現したと思う。あらためてりんご並木の素晴らしさをかみしめ、伝統を大切に守っていきたい」と話していた。

  

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