飯田市鈴加町の飯田郵便局(千野朗局長)で15日、2017年用年賀状の初差出式が開かれた。式には、飯田仏教保育園の年長園児53人が参加。家族らに宛てて書いた年賀状を一人一人専用ポストに投かんし、「届くのが楽しみ」と笑顔を見せた。
この日は、園児による歌の披露をはじめ、飯田市立動物園の協力により、来年のえとにちなんだ鳥のパネルづくりなども実施。また、日本郵便のキャラクターで、「ゆるキャラグランプリ2016」の企業部門でグランプリに輝いた「ぽすくま」も参加し、園児らの笑顔を誘うなどイベントを盛り上げた。
投かんした園児らは「お母さんに届けたい」、「年賀状を書いて出すのは初めてだけど楽しかった。来年もまた書きたい」と話していた。
千野局長は、「いよいよ受け付けが始まり、投かんしていただいた年賀状をしっかり届けると、職員一同気の引き締まる思い」と話し、元旦の配達には26日までの投かんを呼び掛けている。また、機械化が進んだことで元旦に配達できる量が増えるため、2日の配達は休みになるという。