元善光寺で福升づくりがピーク

社会

[ 2012年 12月 29日 土曜日 8時39分 ]

 飯田市座光寺の元善光寺(本多秀賢住職)で福升づくりがピークを迎え、二年参りと初詣に備えた縁起物の準備作業に追われている。本多住職(72)が「天災が入らないよう、本当の幸せが訪れるように」と願いを込め、住職自らが福升一つ一つに「福」の字を書き込んだ。

 ことしも馬が描かれたオリジナル絵柄の5合と、宝船の絵が入った1升を合わせて300個用意する。5合升には9頭の馬が描かれ「うまくいく」にかけたもので、5合、すなわち半升で「繁盛」の意味も。また一升は「一生繁盛」として人気がある縁起物だ。本多住職は「ことしは交通事故も多かった。自分で防げるものについては、気持ちを引き締めていかなければ」と話した。福升のほかにも破魔矢、熊手、福俵、宝船など豊富にそろえる。

 元善光寺は大みそ日、除夜の鐘を一般参拝客がつけることで有名。ことしも午後10時から先着108人に整理券を配布し、打鐘後干支のお守りを手渡す。打鐘は同11時50分から始まる。本多住職によると、毎年1番を競い、早い人では午前11時ごろから待つ人もいるという。正月三が日の参拝客は約4万人を見込んでいる。

  

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