凍霜農作物被害1億円超に、ナシや市田柿など全域で

社会

[ 2013年 4月 24日 水曜日 15時27分 ]

 12、13日と22日朝の低温で飯田下伊那地域では、果樹や野菜などの農作物に凍霜害が発生した。集計中のJAみなみ信州によると、花付けの時期を迎えているナシや特産の市田柿、アスパラガスなど、飯伊全域で被害が出ていて、総額は1億円を超えると見られている。

 この時期では比較的強い寒気が入ったため、飯伊でも12、13日、22日に気温が低下。飯田では12日朝の最低気温が氷点下0・4度、13日が氷点下1・5度、22日が氷点下0・3度まで低下した。

 JA営農部によると、農作物被害は飯伊全域に及び、12、13日のみの被害で1億円を超える見通しとなっている。

 果樹では、花付けの時期を迎えているナシの幸水など早生種の花芽が凍害で褐色に変色し、受粉ができなくなる被害が発生。ナシのみで被害額は3000万円を超えると試算している。

 市田柿は新芽に凍害が発生。22日の低温でさらに被害が拡大している。

 果樹ではモモ、ウメ、ブドウ、野菜ではアスパラガスなどにも被害が出ているほか、リンゴの被害は調査中で、同額に含まれていない。

 JAは春先から常設の対策組織を設け、凍霜害への対応を指導。部会を通じ、品目別に応じた対策を呼び掛けている。

 飯田市座光寺の上段でナシ、モモ、リンゴを栽培している男性(53)は、22日午前3時から二十世紀を育てているナシ園で固形燃料を燃やした。

 「12、13日の低温で花が凍ってしまった」といい、ほ場の温度を上げるために措置をとった。

 「現在が開花中でもっとも低温に対して弱い時期。褐変は見られなかったが、青梨のため、結実不良や結実後のサビの発生が不安だ」と話した。23日朝も予報以下の気温となったため、5時から固形燃料を燃やした。

 長野地方気象台によると、24日は南から温暖な空気が入るため、朝の最低気温は上昇するという。

  

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