労連系のメーデー 「生活の安定こそ復興の要」

社会

[ 2011年 5月 3日 火曜日 13時03分 ]

 「働くものの団結で生活と権利を守り、平和と民主主義、中立の日本をめざそう」を基本スローガンに掲げた労連系の第82回飯伊地区メーデーが1日、飯田市上飯田のJR飯田駅横アイパーク一帯で開かれた。雨の中、25団体375人(主催者発表)が参加。集会アピールやデモ行進を通じて東日本大震災の復興支援を強く訴え「働く者たちの雇用とくらしの安定こそ復旧・復興の要」と呼び掛けた。

 ことしはメーンスローガンとして「震災支援と原発に頼らないエネルギーの実現」をはじめ▽貧困と格差の解消▽大企業の内部留保を労働者に還元▽TPP(環太平洋連携協定)参加や消費税増税反対▽核兵器禁止条約の交渉開始や普天間基地の即時無条件返還―などを盛った。

 集会で飯田下伊那地区労働組合連合会の麦島健司議長は福島第一原発事故に触れ「東京電力と国の責任を厳しく問いただすべき」と指摘。「原発に頼らない再生可能なエネルギーによるクリーンな社会を目指す契機。大企業が中心ではない働きがいのある社会の実現へ踏み出そう」と呼び掛けた。

 メーデー宣言では、震災復興への団結を強く呼び掛けるとともに、社会構造や生活様式の転換も主張。「大企業中心社会と決別し、人間らしい働き方、くらしを大切にする憲法が輝く社会を目指す一歩を踏み出そう」「復興を求める国民共同の闘いを強め、労働者や国民が輝く社会への歩みを進めよう」などの決意を記した。

 参加団体はリレーアピールやプラカードコンテストを通じて、身近な問題や課題に基づく要求も表明。デモ行進はアイパークを発着点に同市知久町―扇町―銀座―中央通りを進み「被災地への支援・復興を頑張ろう」「放射能漏れを全力で防げ」などのシュプレヒコールを繰り広げた。

  

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