労連系の飯伊地区メーデー

社会

[ 2012年 5月 2日 水曜日 9時35分 ]

 「働くものの団結で生活と権利を守り、平和と民主主義、中立の日本をめざそう」を基本スローガンに掲げた労連系の第83回飯伊地区メーデーは1日、飯田市上飯田のJR飯田駅横アイパーク一帯で開かれた。25団体約300人(主催者発表)が参加し、メーデー宣言やデモ行進を通じて、東日本大震災からの早期復興や生活と雇用の安定などを訴えた。

 ことしはメーンスローガンとして、消費税増税やTPP参加への反対、脱原発をはじめ▽安定した雇用と仕事の確保▽社会保障の拡充▽貧困と格差の解消▽大企業の内部留保還元▽議員定数削減▽沖縄の新基地建設反対―などを盛った。

 集会で飯田下伊那地区労働組合連合会の麦島健司議長は現在の野田政権について「自公政権以上の悪政。原発の再稼動を目指し、一体改革の名の下、消費税を上げて社会保障を切り捨てようとしている」と批判。大企業の内部留保の還元や内需拡大、雇用確保なども求め「働きがいのある社会の実現に向け力を合わせよう」と呼び掛けた。

 メーデー宣言では、一部の富裕層や大企業を中心とした政治ではなく、国民が望む政治への転換を主張し「内需中心の経済、震災復興、原発ゼロの戦いを飛躍的に前進させよう」の決意を確認した。

 参加団体によるリレーアピールやプラカードコンテストでも、消費増税やTPP参加、原発関連が大半。アピールでは「将来の安全を守るのは我々の責務。原発をなくす運動を広めよう」「10%増税となれば商売は成り立たず、雇用を守れない。断固反対」などの主張があった。

 集会後のデモ行進はアイパークを発着点に同市知久町―扇町―銀座―中央通りを周回。「被災地の復興を急げ」「大飯原発を再稼動させるな」「憲法9条を守ろう」「消費税増税反対」「貧困と失業をなくせ」などのシュプレヒコールを繰り広げ、市民らに共闘を求めた。

  

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