北部5町村「消防活動を考える会」、意見交換し悩み共有

社会

[ 2010年 9月 10日 金曜日 15時10分 ]

 下伊那北部5町村の消防団でつくる北部地区班はこのほど、消防団活動を考える会を豊丘村内で開いた。団長など本年度幹部や次年度の幹部候補ら81人が参加。団が抱える悩みを共有し、今後の団活動の参考にした。

 考える会や研修会など毎年、5町村が持ち回りで開催している。

 5つの班に分かれて意見を交換した。

 テーマは「消防団員の確保」「消防団の訓練」「現場での経験から思うこと」の3つ。うち団員の確保は共通の課題で「勧誘がうまくできていない」「団に対するイメージが悪く理解が得られないケースがある」と切実な声も。「負担が大きい」といった指摘もあり、負担軽減と団員確保を結び付ける意見もあった。「団員は住民税が安くなるなどのメリットがあってもいいのでは」など、具体案も出た。

 北部地区班事務局によると、団員数(4月1日現在)は松川町289人、高森町251人、喬木村166人、豊丘村173人、大鹿村31人でいずれも減少傾向にある。

 消防団の訓練では、より効果的、実践的な訓練をすべきとする意見が多かった。「何のために訓練をするのか理解していない団員が多い」と指摘し、対応策についての言及もあった。

 また、現場での経験を踏まえ「実際に火事が発生しても仕事などで人が集まらない」と、現状を嘆く声も。入団しやすい環境づくりの必要性に触れると、それぞれの立場で考えた。

 班ごと自由に発言し、全体会を通して問題を共有した。続く交流会では情報交換したり親睦を深めていた。

  

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