南信州広域連合とひだまりの郷あなんが調印

社会

[ 2011年 3月 18日 金曜日 10時51分 ]

 阿南町北条の知的障害者更生施設、阿南学園の4月からの民営化へ向け、南信州広域連合(連合長・牧野光朗飯田市長)と管理運営する社会福祉法人ひだまりの郷あなん(松沢康夫理事長)は16日、下伊那地方事務所で協定書の調印を行った。

 牧野連合長は「利用者にとって安心安全サービスの提供、健全な運営に努めていただきたい。私どももできる限り支援させていただく」とあいさつ。

 松沢理事長は「8月を目途に新体系への移行を考えている。さらにきめ細かなサービスを提供できるよう、グループホームとともに機能的な運営に努めていきたい」と語った。

 阿南学園の民営化は2006年から検討。既存の社会福祉法人への移管を含めて検討したが、50年余にわたる歴史と同施設の独自性を保つため、新設する法人への移行を決定。同法人は広域連合と利用者の家族会の出資で設立。理事には阿南町内の住民や利用者の家族会が加わった。

 管理運営が委託されるのは同施設と関連する2つのグループホーム。同施設の利用者は現在86人。グループホームは8人が利用する。同施設の全職員が同法人へ移行し、利用者が民営化に際してストレスを感じることがないよう配慮した。

 阿南学園は1958年に同町中谷に知的障害児施設として開設。78年に現在の地へ移転し、知的障害者更生施設となった。94年に一部事務組合から飯伊広域行政組合を経て、98年には南信州広域連合へ移行。「友愛の家」と「北の家」の2つのグループホームも開設した。

 4月以降は民営化するだけでなく、障害者自立支援法に基づき知的障害者厚生施設から障害者支援施設へと変更。夏ごろに新たなグループホーム「ビュー柳沢」も開設する。

  

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