南部公共バス「新阿南線」がスタート

社会

[ 2010年 4月 3日 土曜日 13時50分 ]

 下伊那南部地域公共交通対策協議会は1日、信南交通路線バスの阿南線撤退を受け、南部地域から飯田市内を結ぶ「新阿南線」の「市内行き」便をスタートさせた。市内の病院への通院などに利用される。

 新阿南線では昨年9月、高校生の市内通学を想定した便「川路行き」の実証運行を開始。ことし3月末まで、信南交通の阿南線と並行して運行された。

 今回始まった「市内行き」は高齢者の通院利用を想定した便。新たに▽飯田市立病院▽鼎公民館(健和会病院)▽飯田駅前▽飯田病院前―の5カ所に停留所が設けられた。

 市内行きは午前中に泰阜村の「温田駅」を出発し飯田市内の「飯田病院前」までを結ぶ路線、午後に売木村の「こまどりの湯」から「飯田病院前」を結ぶ路線の2つがあり、各往復1便を運行。乗車料金は利用者負担軽減のため、従来より大幅に安価になった。

 初日には通院目的の利用客など往復で約20人が利用。高速バスなどを利用して県外に行くために市内へ向かう人の利用もあった。

 2日、同町早稲田から飯田駅まで乗車した生島由美さん=同町早稲田=は「高速バスとも接続できて便利。料金もかなり安くなったのでありがたい」と話していた。

 下伊那南部地域公共交通対策協議会の阿南町では「初日から多くの利用があった。口コミで広がり、さらに活用してもらえれば」としている。

  

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