南部地域公共交通対策協が総会

社会

[ 2013年 6月 28日 金曜日 9時38分 ]

 下伊那南部地域公共交通対策協議会(会長・佐々木暢生町長)は26日、通常総会を阿南町役場で開いた。2012年度の利用実績は全線合計で前年度比14・2%の利用増。事業収入も当初予定より200万円多い約960万円となった。14年以降も乗車人数の増加を目指し、収支率の改善へ努める。

 昨年度の利用者は、阿南線・温田線で4万4080人。すべての月で前年度より利用人数が増加しており、合計で5589人の増となった。また、泰阜線の利用者は799人で前年度比13人減でほぼ横ばい。全路線合計では4万4879万人の利用者があり、料金収入は958万5000円となった。当初の目標通り、高校生の通学、高齢者の通院の足として定着しつつある。

 会長の佐々木町長は「事業開始当初の計画では700万円を目標にしていたが、利用者が伸びている。非常にありがたいことだ」と喜んだ。

 協議では12年度事業報告・決算、13年度事業計画・予算、生活交通ネットワーク計画を承認。12年度収支決算では事業費の圧縮などで約2000万円が次年度へ繰り越しとなり、13年度予算では5町村の負担金が前年度比1353円少ない1609万8000円となった。

 14年度から3カ年の生活交通ネットワーク計画では、さらに利便性向上と定着を図り、系統ごとの乗車人数を毎年1・5%ずつ増加させ収支率を改善していく方針を掲げた。

 その他の協議では、阿南高校の校長から、温田線の売木行きの午後の便で、同校終業時刻から同校バス停の出発時刻まで4分しか時間ないため、10分程度運行を遅らせるよう要望があった。温田駅前を午後3時35分に出発する同便は温田駅に停車する電車との時間差も短く、時刻表を改定する方向で一致。当面は運転手の配慮により、時刻表よりも遅らせて運行していく。

  

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