喬木第一小で人権教室 「思いやりの心を大切に」

学校・教育

[ 2015年 6月 12日 金曜日 13時42分 ]

 飯田人権擁護委員協議会(新井博治会長)は10日、喬木村立喬木第一小学校で4年生を対象にした人権教室を開いた。転校生とその同級生の関わりから、いじめの問題や相手を思いやる気持ちなどを考えるアニメ映像を鑑賞し、人権について考えを深めた。

 「子どもたちがいじめなどについて考える機会をつくり、相手への思いやりの心や生命の尊さを体得してもらおう」と、同協議会はこれまで続けてきた幼稚園や保育園児向けの教室に続き、昨年度から小中学生を対象にした人権教室を開講。本年度はさらに枠を広げ、4つの地域ブロックが個別に開くことにした。

 初回の今回は、北部部会が担当し、同小学校の4年生53人を対象に教室を開いた。

 上映したアニメは、男子小学生が転校した学校で新しい友だちとの関わり方について悩み、登校することが嫌になってしまう物語。

 自身が納得のいかないあだ名をつけられたり、いじめのような状況も生じ、人権擁護委が行っているSOSミニレター事業に相談する。

 「勇気を持って自分の心の中の声を伝えてみよう」とのアドバイスを受け、自分が本当にしたいこと、あだ名をやめてほしいことを打ち明け、新しい友だちたちと友情を深めるまでを描いた。

 上映後は、擁護委らが登場人物の人形を使いながら、主人公や取り巻く子どもたちの心や考え方の変化を生徒たちと確認し合った。

 同協議会北部部会長の木下啓爾さんは生徒たちに向けて「人々が優しい心を持って、みんな仲良く暮らしていくことが私たちの願い」と強調。「思いやりの心や生きることの大切さなどについて考えを深めて」と呼び掛けていた。

  

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