地域交通問題協が交通網形成計画

社会

[ 2016年 3月 26日 土曜日 8時20分 ]

 飯田下伊那の14市町村や国、県、公共交通事業者、商工団体などでつくる南信州地域交通問題協議会(会長・牧野光朗飯田市長)は25日、飯田市追手町の県飯田合同庁舎で総会を開いた。飯田下伊那の圏域全体で、まちづくりと調和した公共交通を構築するための「南信州地域公共交通網形成計画」案を承認した。近く国土交通省に提出する。

 法改正に伴い、第2次南信州地域公共交通総合連携計画に代わる位置付けで策定し、計画期間は2016~20年度の5年間。飯伊のバスや乗合タクシーなどの公共交通を継続的に守り育てるため、圏域が一体的に取り組むべき方向性や事業計画などをまとめた。リニア中央新幹線の開業を見据えた地域内の移動手段のあり方も研究していく。

 今後の公共交通の目指す姿では「もっとやさしく」「もっと便利に」「地域のおでかけを支えるしくみ」をテーマに、実現目標として▽交通不便者や来訪者に対応した利便性の向上▽利用者の層と数の拡大▽リニア開業を見据えた新たな公共交通網の基盤づくり―など5点を掲げた。

 20年度の目標値のうち、圏域の公共交通(バス、JR飯田線、乗合タクシー、タクシー)の利用者数は50万6000人(14年度実績49万9122人)と設定。自家用車からの利用転換も促し、公共交通を利用している高齢者の割合は21%(同19・4%)を目指す。

 無駄のない路線や乗り継ぎ負担の少ないダイヤ、来訪者にも分かりやすい案内表示や停留所などの改善を図るほか、地域民向けのバスの乗り方教室などの啓発活動を継続的に実施。リニア駅を含む交通拠点の設定に合わせて、市町村間をつなぐ新たな交通ネットワークを研究し、移動可能地域の拡大や移動手段の充実を図る。

 総会には市町村長など構成機関の代表ら約40人が出席した。あいさつで牧野市長は「山間地が多く、少子高齢化が進む当地域において、公共交通の確保は喫緊の課題」と指摘。「リニアによる来訪者への対応(2次交通のあり方)も考えていくべき時期ととらえる」と話した。

  

関連の注目記事

powered by weblio


  

こちらの記事もどうぞ(広告を含む)

     

最近の記事

泰阜分村の跡地訪ねる 飯田日中友好協会が中国訪問 孤児の身元調査も

9月21日金曜日15:47

母親殺害の疑いで娘を再逮捕 飯田市羽場坂町

9月21日金曜日14:37

かぶちゃん農園の整理解雇受け従業員支援へ 飯田職安が28日に説明会

9月20日木曜日15:57

斜面彩る7万株見頃に 松川町嶺岳寺のヒガンバナ

9月20日木曜日15:58

かぶちゃん農園が社員を解雇へ ケフィア破産、主要販路断たれた影響か

9月19日水曜日15:22

ひとみ座が実演やトーク 川本美術館で「ひょっこりひょうたん島」展

9月19日水曜日15:32

2年ぶり豊作に期待 マツタケの店頭販売始まる

9月18日火曜日15:10

特殊詐欺被害を“ブロック” バレー元全日本の大山さん一日署長

9月18日火曜日15:38

多彩な職業、魅力に迫る 「お仕事キッズタウン」に1000人

9月17日月曜日13:38

新野の行人様ご開帳 鉄下駄レースで絆深める 阿南町

9月17日月曜日13:06

Iターンで平谷にカフェオープン

9月15日土曜日13:26

自殺対策の推進促すキャラバン

9月15日土曜日13:24

園原に3万株のヒガンバナ 24日白蛇縁日で見頃に 特別御朱印も 

9月14日金曜日15:10

手遊びやダンスを 「にこにこステージ」に120組

9月14日金曜日15:19

コスタリカに熱い声援 サッカー観戦し交流も深める 松川町

9月13日木曜日15:43