外国人対象の緊急通報勉強会

社会

[ 2012年 11月 28日 水曜日 9時18分 ]

 飯田市公民館は26日、文化庁委託による日本語教室の7回目を同市鼎中平の鼎公民館で開き、飯田広域消防本部の職員を講師に迎えた緊急通報の対応に関する勉強会を開いた。参加した飯田下伊那在住の外国人らは、実際に通報を受けて対応する職員との直接のやり取りに戸惑う場面もあったものの、落ち着いて火災や救急の想定場所などを伝えた。

 「生活者としての外国人」のための日本語教育事業の一環。「地域との協働」を目標に10月から12月までの全9回で、薬局での薬の買い方や火災の緊急通報の仕方、救急車の呼び方などをテーマに日本語学習を行っている。この日はブラジルやオーストラリア、ニュージーランド、ベトナム出身者ら6人が参加。日本語支援員が一人ずつ付いてサポートし、同本部の119番通報訓練装置で実践さながらの様子を再現した。

 参加者らは事前に考えた想定内容をもとに火事か救急、場所、現場の様子、けが人の有無、自分の名前や電話番号など聞かれた質問に返答。「どのくらい燃えていますか?」の質問に対し、延焼規模なのか時間なのかを迷ったり、「お宅」「初期消火」「誘導」などの言葉に詰まる場面があったものの、「何を聞かれているのかは大体理解できた」と話した。

 同消防本部警防課の課長は「実際は慌ててしまい、いまのようにはできない。火事か救急、あとは場所を教えてくれれば最低限現場に向かうことができる」とアドバイス。「まずは自分の身の安全を確保してもらいたい。携帯電話があれば、外に避難してからでも大丈夫」などと呼び掛けた。

  

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