大鹿村の景観条例制定に向けた委員会が初会合

社会

[ 2010年 6月 24日 木曜日 8時57分 ]

 大鹿村の景観に関する条例制定に向けた委員会の初会合が23日、役場内であった。条例化する上での問題点を洗い出す方針を確認。景観法に基づいた条例か、村独自の条例にするかどうかは今後検討していく。村は年内をめどに策定したいとしている。

 南アルプスを背景とした美しい景観や雄大な自然を村民一体となって守り、原風景を次世代に継承する狙い。農山村の景観や伝統文化などを守る活動に取り組むNPO法人「日本で最も美しい村」連合に加盟し5年目を迎え、同連盟の理念にも絡め、条例化によって「美しい村」を保つことも目的とする。

 委員会は各種団体の代表のほか公募委員3人を含む計10人で構成する。初会合で、柳島貞康村長は「景観に関する新たなルールを作り大鹿の自然、景観を守っていきたい」と述べた。

 条例の策定に向けて問題点を出し合うほか、景観育成要素の洗い出し、景観特性の分析、景観育成基本方針の設定、景観形成のための制限の検討、景観形成素案の作成といった作業に入る。

 同村にある景観に関する条例は、1987(昭和62)年に制定した自然保護条例のみ。02年から、住民らでつくる「森と環境を考える委員会」が中心になって景観条例の策定を含めて検討してきたが、これまで具体化しなかった。

 委員長に議会総務社教の黒塚悟さん(76)=鹿塩=を互選した。

  

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