天皇、皇后両陛下が飯伊を訪問

社会

[ 2016年 11月 17日 木曜日 16時19分 ]

001到着

 天皇、皇后両陛下が16日から17日にかけて、飯田下伊那を訪問された。16日に阿智村昼神温泉郷の施設に宿泊され、17日には阿智村駒場の満蒙開拓平和記念館、飯田市の天龍峡、市街地のりんご並木などを視察。沿道には両陛下の姿を一目見ようと大勢の人々が待ち受け、両陛下の飯伊訪問を歓迎した。両陛下は18日まで滞在する予定。(写真は県提供)

 昼神温泉郷では両陛下を出迎えようと、沿道に近隣の住民や宿泊客らが待ち受けた。両陛下を乗せた車の行列が通行すると日の丸の旗を振りながら歓声を上げた。

 宿泊先に到着し、車を降りられた両陛下は待ち受けた人々から見えるよう沿道近くまで歩み寄り、ゆっくりと手を振った。観衆からは「天皇陛下」「来てくれてありがとう」などの声が上がった。

 両陛下は、出迎えた熊谷秀樹阿智村長と高坂美和子村議長らとあいさつを交わされ、宿泊施設の上原政起会長の先導で旅館内に入られた。

 温泉旅館のおかみらでつくる「昼神温泉おかみ会」は出迎えに訪れた人々をもてなそうと、日の丸まんじゅう1000個を用意して3カ所で配布したが、全て配り切り、行き渡らない人がいたほどだったという。

 両陛下を出迎え、熊谷秀樹村長は「ちょうど紅葉が見頃の時期。両陛下ともご多忙の中お越し下された。昼神温泉にゆっくり入って疲れを癒(いや)していただけたら」と語り、高坂村議長は「満蒙開拓の犠牲者を慰霊されるためにお越し下さったと受け止めている。満蒙開拓の歴史を埋もれさせてはいけないと地元に住む者として強く感じた」と話した。

 両陛下の姿を一目見ようと出迎えに訪れた飯田市松尾の男性(79)は「近くまで来て下さるこんな機会は他にない」と語った。満蒙開拓で姉を亡くしたという松川町の女性(90)は「いままでテレビでしか見たことがなかったけれど、初めてお目にかかれた」と喜んでいた。

  

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