天皇皇后両陛下が天龍峡を訪問

社会

[ 2016年 11月 17日 木曜日 16時55分 ]

002龍峡亭

 三六災害の被災地を視察した皇太子時代の1969(昭和44)年以来、47年ぶりに訪れた飯田市の天龍峡では、龍峡亭前でおかみの北原郁さんと牧野光朗市長、木下克志議長が出迎えた。両陛下は69年に飯田商工会館で山菜料理などを提供した北原さんから天龍峡の説明を受けてから、牧野市長や阿智村の熊谷秀樹村長らと会食し、晩秋の峡谷と松花堂弁当を楽しまれた。(写真は県提供)

 ロビーと同じ階の部屋に案内した北原さんは、窓から見える龍角峯など天龍峡十勝のいわれを説明。両陛下は「これが天龍峡ですか」「ここを舟が通るのですね」とお話しになると、峡谷の眺めを穏やかな表情で観賞された。

 十勝には書聖といわれた日下部鳴鶴が藤づるを命綱にして自筆の文字を刻んだと聞いた天皇陛下は「字は見えますか」、皇后陛下は「よく彫れましたね」と興味を示した。

 龍峡亭手前の駐車場や姑射橋(こやきょう)、県道沿いなどには午前9時台から住民が並び始め、日の丸の旗を手に両陛下の再訪を喜んだ。

 47年前の視察時に、川路駅付近で姿を見たという川路4区の女性(81)は「復興の碑をご覧になっていた時のお姿、お召し物が今でも思い出され、今日はどうしても来たかった」と話していた。

 近くで割烹料理店を営む女性(79)は両陛下を歓迎しようと、店の前で枯れかけていたベゴニア12鉢を黄色いビオラに植え替え、集まった多くの住民と一緒に両陛下を出迎えた。

  

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