天竜川架橋建設期成同盟会本年度総会

社会

[ 2010年 11月 8日 月曜日 11時21分 ]

 高森町と豊丘村の境を南北に流れる天竜川への架橋を目指し、高森、豊丘、喬木の3町村と県などでつくる「天竜川架橋建設期成同盟会」は5日、本年度総会を豊丘村交流センター「だいち」で開いた。高森町山吹と豊丘村河野を結ぶ橋の早期実現に向け、国や県に対し強く要望することを決議した。

 同期成同盟会は1997(平成9)年に設立。高森町北部と豊丘村北部に架かる「万年橋」は幅員が狭い上に老朽化が進み、万年橋に替わる橋の新設を国や県に要望している。

 三遠南信自動車道喬木インターと中央道松川インターを結ぶ橋としての役割が期待できるとし、万年橋から1キロほど下った山吹と河野に架設を希望。天竜川の東側を走る竜東一貫道路の交通量の増加などにも触れ、新橋による利便性の高さも強調する。

 この日は3町村の首長や議員ら計約30人が出席した。「最重要年度」と位置付けた2010年度事業計画案や予算案を承認。取り組みを強める一環として、来年3月までに住民を交えた決起大会を開くと決めた。同盟会などによると、住民が参加する大会は00年以来。

 あいさつに立った会長の吉川達郎村長は、架橋建設に危機感を示した上で「今年度が勝負」と強調、整備計画が前進するよう協力を求めた。森田恒雄県議は「一歩どころから5歩前進させなければならない問題」とし、早期に結論を出すよう県側に訴えた。総会後は架設予定個所を視察した。

 総会に出席した県飯田建設事務所の職員は「事業化に向けて調査中」とし、全国で実施している交通センサスなどの調査結果を今後の整備方針に活用すると説明。また調査結果がまとまり次第、下伊那北部地域道路問題検討委員会を開く考えを示した。

  

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