安保法案廃案を訴え 9・14飯伊地区大集会

社会

[ 2015年 9月 16日 水曜日 16時00分 ]

 参院審議がヤマ場を迎えている安保関連法案の廃案をアピールする「9・14飯伊地区大集会」が14日夕、飯田中央公園で開かれた。8月9日に飯田駅横アイパークに集まった団体・個人を中心に実行委員会を結成。憲法違反の法案を廃案に追い込もうと、党派を超えて集まった450人(主催者発表)が集会とデモ行進を繰り広げた。

 集会で、呼び掛け団体の「憲法九条を守り広める飯伊の会」の林知先代表は「憲法は政府が守るべきものなのに、勝手に解釈を変えるのは許せない。戦争をする国づくりをさせないために安保関連法案は絶対に廃案に追い込む。主権者である国民が平和と暮らしを守るため、自分たちの力で社会づくりをしていく決意を固める集会にしていただきたい」と怒りを込めて訴えた。

 もう一つの呼び掛け団体「戦争させない1000人委員会・飯田下伊那」の下平秀弘代表は「自民党の麻生元首相はナチスに学べと言っている。ドイツの理想的なワイマール憲法を法律で停止した状況は今の日本とよく似ている。この後待っているのは基本的人権のプライバシーの盗聴や集会結社の自由などの阻害。これを防ぐには安保関連法案からつぶしていかねばいけない。法案が通ったとしても、選挙でひっくり返す決意を胸において行動を」と強調した。

 続いて、飯伊各地で法案に反対し活動している団体が連帯あいさつ。「戦争やめまい☆あちの会」「暮らしと戦争法案を考える阿南の集い実行委員会」の各代表が「長期戦になるが粘り強く、諦めず、知恵を絞って頑張らまいか」「選挙で自公政権に過半数を与えた国民の責任を反省し、次の選挙で自公政権の打倒を」とそれぞれ訴えた。民主、共産、社民の各党代表らも連帯あいさつした。

 最後に、先の大戦時に多くの犠牲者を出した満蒙開拓団を送り出した地域の歴史に鑑み、再び我が国や国民が戦争に巻き込まれることが危惧される、憲法違反の安保関連法案を必ず廃案にさせようと呼び掛けるアピールを拍手で採択。全員で国会の方角に向かって「NO!戦争法案」と3回声を張り上げた。

 この後、デモ行進を行い「安保関連法案を廃案にしよう」「憲法九条を守ろう」と気勢を上げた。

  

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