就職ガイダンス 古里の企業と個別面談

社会

[ 2012年 2月 18日 土曜日 13時35分 ]

 来年3月卒業予定の大学生、短大生、専門学校生、3年以内の既卒者を対象とした「南信州飯田ふるさと就職ガイダンス」が17日、飯田市育良町のシルクプラザで開かれ、県外の大学などに通う地元出身者らが飯田下伊那地域の企業52社と個別面談した。飯田職業安定協会(柴田忠昭会長)が主催。長引く雇用情勢の低迷を受け、学生たちは危機意識を募らせて会場内を奔走していた。

 4月の就職活動解禁を前に、企業、学生の双方に備えてもらおうと同協会が6年前から開いている。

 スーツに身を包んだ学生たちは案内書を参考にしながら、続々と各企業のテーブルに向かい、順に担当者から事業内容や採用計画などの説明を受けた。

 長引く経済低迷で、近年は参加企業の減少が深刻化していたが、事務局の積極的な呼び掛けなどが奏功し、対象を従来の卒業予定者から3年以内の既卒者まで広げた。

 古里の企業の実態を知ることができる貴重な機会となっているため、県外の大学に通う地元出身者の姿が多かった。

 東京の大学に通う男性は「厳しい状況は都会も地方も変わらない。地元の企業の状況をしっかり把握したい」と話していた。

 同協会事務局は「厳しい経済情勢が続いているが、地元企業にとってはUターン者を含めて優秀な人材を獲得する好機。大勢の学生に古里に戻って地域づくり、産業振興に貢献してもらえるよう、積極的な求人をしていただければ」としている。

  

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