就職面接会ふるさと就職の集い開く

社会

[ 2012年 5月 19日 土曜日 9時32分 ]

 来春、大学や短大、専修学校などを卒業予定の学生と3年以内の既卒者を対象にした就職面接会「ふるさと就職の集い飯田2013」(ハローワーク飯田、飯田職業安定協会主催)が18日午後、飯田市育良町のシルクプラザであった。地元からは昨年を3社上回る49社が参加。次々と足を運んだ学生たちは、精力的に面談のテーブルに付き募集内容や職種などについて質問を重ねた。

 午後1時の開始前から、リクルートスーツに身を包んだ学生たちが集合。受付で参加企業の概要を記載した案内を受け取り、気になる企業のテーブルを探して順番を待った。

 各企業のテーブルでは、人事担当者が業務内容や募集職種について説明。採用をめぐることなど、学生からの質問にも応じた。

 リーマンショック後の長引く景気低迷で、飯田下伊那地域の雇用情勢も悪化しており、ここ数年は参加企業の確保が課題となっていたが、事務局が積極的な呼び掛けを展開し、昨年を上回る49社、求人数では前年を約100人上回る267人を確保した。

 製造が18社、卸・小売が10社、建設が7社、医療・福祉が5社など。求人数は医療・福祉が大幅に伸び、90人で最多だった。

 参加した学生の多くは、居住している都市部での就職戦線の厳しさを口にし、「地元就職も視野に取り組んでいる」とした。

 飯田市出身で、愛知県内の大学に通う女子学生(22)は「複数の企業の話を聞き、地元就職についても考えたい」と語った。

 地域産業を支え、経済を活性化させる人材の確保と、古里での就職を望む若者の支援を目指して1984(昭和59)年から毎年開催。経済情勢が厳しいものの、人手不足が恒常化していた飯伊企業にとっては売り手市場から買い手市場に転じている好機でもあり、人事担当者の一人は「有能な学生を確保する絶好のチャンスだ」と話していた。

  

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