山本で高齢者買い物サービス対策

社会

[ 2012年 2月 23日 木曜日 16時26分 ]

 飯田市山本地区の買い物困難者を支援する「いつまでも元気で頑張らまい会」(小林敏弘会長)は22日に会合を開き、地区内の60歳以上を対象にしたアンケートの結果、送迎・配達サービスを行う店舗の状況を報告した。アンケートからは「家族への気兼ね」など利用の妨げも明らかになり、効果的な対策を講じていくことを確認し合った。

 民生児童委員が162人から聞き取った結果の集計によると、食料品や日用品を主に買う店は伊賀良・阿智村の地区外(52%)が地区内(36%)を上回ったが、自分で車やバイクを運転しないと答えた80歳前後の40人は、地区外(37%)より地区内(44%)の商店を利用する割合の方が高かった。

 買い物と通院の移動手段は、全体では自家用車が大半を占めたのに対し、車やバイクを運転しない人の場合、買い物は徒歩が圧倒的に多く、次いで別居親族や近所の人の運転で出掛け、通院はバスや乗合タクシー、別居親族や近所の人の運転と回答している。

 「買い物送迎サービスを利用したいか」の問いは「思う」と「思わない」とも48%。思わない理由には「自分で行ける」「ヘルパーや親族の助けがある」のほか、「家族への気兼ね」という回答もあり、サービス実施店の現状報告でも「同居世帯は、高齢者が家族に気兼ねをして利用を控えている場合と、家族が利用を勧めるケースの2通りがある」という見解が示された。

 買い物で困っていることは「特にない」が多かったが、「重いものが持てないため買えない」という声も寄せられた。

 メンバーは高齢者のいる世帯に直接利用を呼び掛け、家族への気兼ねなどの障壁を解消するよう提案。「送迎サービスを通院、買い物のセットで利用してもらえばいい」といった声も聞かれた。

 アンケートはより詳しく分析し、あらためて話し合いの場を持つ予定。前段では車内人身傷害保険などの紹介もあった。

  

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