川路で戦没者・開拓団慰霊祭

社会

[ 2014年 4月 26日 土曜日 9時22分 ]

 飯田市川路地区で25日、戦争や満州開拓の犠牲者を追悼する慰霊祭があった。川路まちづくり委員会や遺族会の関係者、来賓ら70人が参加して哀悼の意を捧げ、数多くの犠牲の上に成り立つ現代の平和を恒久に維持することを誓い合った。

 地区の健康福祉委員会(平田浩一郎委員長)が、毎年この時期に開いている川路地区戦没者・満州開拓団慰霊祭。ことしも川路公民館で開催した。

 川路では出征した人のうち、日清戦争で8人、太平洋戦争で107人が戦没。いずれも17歳から30代の若者だった。満州開拓では旧満州分村の老石房川路村に入植した人のうち、153人が命を落としている。

 主催した健康福祉委員会の平田委員長は「尊い命を国に捧げ、国家の礎になられた方々を慰霊し、これからも追悼を捧げていきたい」とあいさつ。慰霊の言葉を述べた関島雅直川路地区まちづくり委員長は「戦没者や犠牲者の無念の思いを痛感する」とし、「私たち一人一人が戦争のない国家、地域社会づくりに向け、努力することを誓う」と述べた。

 川路遺族会の清水卓会長は「戦争を体験した人が少なくなってきたからこそ、その悲惨さを後世に語り継がなければ」と使命感を口にした。

 献花では、参加者全員が慰霊碑に白い菊の花を捧げ、恒久平和を誓った。

 終了後は平和学習を行い、遺族会の清水会長やまちづくり委員会の関島委員長の講和を聞いた。

  

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