市と飯伊企業が情報交換会

社会

[ 2013年 11月 28日 木曜日 9時55分 ]

 飯田市と飯田職業安定協会は26日、地元へのUIターン就職につなげようと、主に首都圏の理工系大学の就職担当者らで構成する「大学職業指導研究会第四分科会」と飯伊企業との情報交換会を同市錦町のシルクホテルで開いた。

 同分科会は35大学・39キャンパスが加盟。情報交換会は学生のUIターン就職の促進だけでなく、大学と地元企業の事業連携の契機にする狙いで、毎年、学生の就職活動の解禁前に実施している。過去3年間は東京都内を会場にしていたが、ことしは同日と翌日の企業訪問も兼ねて市内で試みた。

 大学側は11校から就職担当者ら14人が、一方の飯伊の企業は製造や精密業をはじめ、サービスや小売、金融など幅広い業種の22社から代表や人事担当者ら24人が参加。各自が大学や企業の特長をアピールし、人材需要と学生の希望のマッチングを期待した。

 大学担当者からは「駒ケ根や飯田の工業高出身者やものづくり志望者も多く、ぜひ求人票を寄せてほしい」、「伊那谷出身の学生の大半がUターン希望」、「飯田へのIターンも勧められるよう情報を持ち帰りたい」など意欲的な発言が相次いだ。「色々な企業へ当大学の人材を輩出させたい。南信にも世界的に通用する、面白い企業がある」の指摘もあった。

 一方の企業側も「思い切った技術開発に向け、積極的に採用したい」「若手の基礎技術の習得に力を入れており、技能五輪の全国大会に4年連続で県代表を送っている」「海外との取引も増えており、外国語が堪能な生徒も求めたい」などと積極的にアピールしていた。

 同分科会の運営委員長で千葉工業大学就職・進路支援部の福江聡次長は「ものづくりを希望する学生は多いが、飯田のイメージがわきづらいのも事実。我々が見聞きしたものを学生にフィードバックすることが重要で、一つでも多くの良縁につなげたい」と話した。

 情報交換に先立ち、牧野光朗市長が「リニア時代を見据えた産業づくりと大学連携」と題して講演。航空宇宙プロジェクトや14年後のリニア開通を見据えた地域づくりの方針などを伝え「地域全体が伸びる要素を持っており、定住して働く中で大都市や世界にも打って出られる。多くの若者にチャレンジしてほしい」とUIターン促進を呼び掛けていた。

  

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