市の廃棄物代執行の工程に遅れ

社会

[ 2016年 5月 14日 土曜日 8時58分 ]

ごみの撤去量かさむ 飯田市の山林3カ所で大量の一般廃棄物が放置され、市が行政代執行による撤去を進めている問題で、中村の現場の一部が下りの勾配状になっており、側道から見て、廃棄物が低地に埋められるように積み重なっていたことが13日までに分かった。市環境課によると、最深部は約3メートル。市の当初算定を上回る廃棄物量が見込まれ、撤去の完了時期も遅れる見通し。

 

 撤去命令に応じなかった男女2人に代わる行政代執行は4月18日に開始。同課の当初の目算では、現場は廃冷蔵庫の解体後に残った断熱材で約675立方メートル、廃タイヤで130本程度と把握していたが、12日現在、冷蔵庫関係だけでも見当を上回っているという。

 

 業者による撤去作業が進むにつれ、現場の地形や廃棄物の状況も明らかに。冷蔵庫やカラーテレビといった家電類のほか、簡易トイレや家具など多様な廃棄物が出てきている。

 

 同課によると、作業中の現場の撤去率は5分の3ほど。当初は残る中村と山本の2カ所を含む全量の撤去を5月20日ごろまでと計画したが、10日ほど遅れているという。

 

 市は廃棄物物処理法違反(措置命令違反)で放置した2人を飯田署に告発しており、断熱材やタイヤを中心に重量などの詳細調査も保管先で本格的に始めたいとしている。

 

 3カ所の全量撤去費は約1650万円を見込み、すでに予算化しているが、増える可能性もある。

  

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