市民バスと乗合タクシー 昨年度5.5%増加

社会

[ 2011年 6月 18日 土曜日 13時39分 ]

 飯田市地域公共交通改善市民会議(会長・林邦久千代地区まちづくり委員会会長)は16日、市役所で開き、市民バス・乗合タクシーの実証運行3年目の昨年度実績を報告した。昨年度まで飯田市へいったん入っていた実証運行費は、今年度から国の「地域公共交通確保維持改善事業」で事前算定方式により運行事業者に直接支払われる。

 昨年度の運行実績によると、利用者数はバス29万3497人(前年度比3・2%増)乗合タクシー1万9708人(同61・2%増)の計31万3205人で前年度比5・5%増加した。バスのうち市民バス循環線と路線バス駒場線で利用者数の81%を占めている。両路線とも平均乗車人数が13人を超えており、比較的順調に運行している。乗合タクシーについては川路線など5路線が新たに運行されたため、利用者数は増加したものの、平均乗車人数が2・1人となっており、引き続き利用促進に努める必要があるとしている。

 学生定期券に1万円の上限を設定した結果、販売枚数は1166枚と前年度(374枚)の3・1倍に増加した。特に高校生の利用が多い駒場線は1107枚(前年度351枚)と利用者数の増加に一定の効果があった。

 各路線の運行実績をみると、市民バス久堅線と三穂線が昼間の乗合タクシーへの切り替えによる減便でそれぞれ78・5%、35・8%減少した。乗合タクシーは竜東線がエリア拡大により86・1%増加。路線バス遠山郷線は学生定期券の上限を900円に設定した結果、11・8%増加した。

 今年度は、市民バス循環線の利便性を高めるため、平日の通勤時間帯に増便(左回り8時、19時、右回り17時30分)する実験運行を10月から12月まで実施する。また、遠山地域の高校通学を支援する乗合タクシーについて、5月に実施したアンケート調査で要望のあった時刻の改正と停留所の追加を行う。

 乗合タクシーの利用を促進するため、乗合タクシーの愛称を路線別に募集したり、乗合タクシースタンプカードを路線ごとに発行する。国補助金新制度を受け、生活交通ネットワーク計画の策定も計画している。

  

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