市議会総文委と消防団本部が意見交換

社会

[ 2012年 6月 18日 月曜日 9時34分 ]

 市議会総務文教委員会(木下容子委員長)と飯田市消防団本部(清水政彦団長)の懇談会は15日に開かれ、消防団の状況から年次計画について説明、意見交換した。近年は自然災害も多くなるなか、人命捜索する出動が増加している一方、団員の確保に苦労する現況の中で、対策や連携を確認した。

 委員や各分団長ら約20人が出席。冒頭、牧野光朗飯田市長は「消防団は地域防災の要。市民の安心実現に向け、懇談会を通じて課題解決の糸口を探りたい」と述べた。

 市消防団は現在18分団を有し、団員数は1285人、うち女性団員は81人。条例定数の1395人よりも110人の欠員状態で、2005年度よりも120人余り減少している。

 懇談会では、今後の重点施策として安全装備品の充実をはじめ、男女共同参画と環境に配慮した南信濃本部詰所新築では、現本部詰所と2機関運用を行っている和田班上新町車庫に配慮し、飯田市の用地に建設することで調整していることを報告。消防団無線のデジタル化についての説明も行われた。

 今年度はコミュニティ助成事業による救急訓練備品の充実に伴い、応急手当普及員や応急手当指導員資格の取得に向けた訓練も充実させ、団員や住民への普及活動と実践に役立つ訓練を実施。避難・誘導に関しても「車いす」の取り扱いなど「災害要援護者」避難誘導を視野に入れた訓練計画を飯田広域消防本部と連携して行っていく方針だ。

 清水団長は「地域の連携を図りながら団員定数をなんとか確保していきたい」とし、木下委員長は「市民の生命、財産をしっかり守ってくれることに感謝したい。悩みや提言をいただく中で、議会としても支援していきたい」と述べた。

 消防団員に必要とされる基礎的技術および規律保持の習得を目的とする今年度「消防技術大会」は今月24日、桐林運動場やサンヒルズいいだ体育室などで開く。ポンプ操法や救急操法およびラッパ吹奏による競技を通じて団員の団結、士気向上を図る。

  

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