平均寿命全国調査 男性で高森町12位、阿智村13位

社会

[ 2013年 8月 2日 金曜日 16時19分 ]

 厚生労働省は31日、2010年の市区町村別平均寿命を発表した。飯田下伊那では高森町の男性が81・8歳で全国12位、阿智村の男性も81・8歳で13位となり、根羽村と売木村の男性も81・2歳で根羽村が39位、売木村は42位と、4町村とも男性で上位50市区町村に入った。

 同省は国政調査に基づき、5年ごとに市区町村別の平均寿命をまとめており、高森町は2005年の前回調査では女性が88・5歳で全国3位だった。

 町健康福祉課は「なぜこの結果につながったのかは分からないが、平均寿命が長いのはありがたいこと。本年度から始めたウオーキングを積極的に展開し、全国的に力を入れ始めた健康寿命を伸ばしたい」としている。

 男性の平均寿命が同じく81・8歳だった阿智村の民生課は「データ分析をしないとはっきりしたことは言えないが」と前置きした上で、都道府県別の統計で全国1位だった県全体の特徴と同じく「退職後の生きがいとして農作業をする人が多いからではないか」と説明。下伊那西部シルバー人材センターや高齢者クラブの存在も大きいとみている。

 加えて血圧管理や脳卒中予防の啓蒙活動、健診の勧め、塩分摂取量の指導など「これまでの積み重ねが結果に表れているのでは」と分析するが、「介護予防などの健康講習に参加する男性は少ない」という指摘もある。村社会福祉協議会では「今回の結果が励みになり、参加率が高まれば」と話している。

 前回の調査で飯田下伊那は女性の結果がよく、豊丘村が87・7歳で全国12位、ともに87・5歳だった旧清内路村(阿智村清内路)と売木村が19位、20位に入ったが、今回は女性で上位50市区町村にランクインした飯伊の市町村はなかった。

 県内は男性で19市町村、女性で12市町村が上位50位に入った。

  

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