平谷村で猿害対策用の電気柵設置

社会

[ 2010年 9月 18日 土曜日 12時05分 ]

 平谷村が県の鳥獣被害防止総合対策交付金で試験導入した猿害対策の電気柵「モンキーショック」が15日、同村新町地区の畑に取り付けられ、市町村や農協などの鳥獣被害担当者を交えて、特長や設置方法などを学んだ。

 モンキーショックは、柵を乗り越えようとするサルが必ず上端に手を掛ける習性を利用した通電式の防護ネット。網をつるすロープに触れると高電圧に感電し、電気ショックの学習から侵入意欲を消失させるという。京都大学の霊長類研究所が考案し、民間業者が製品化した。

 モデル農地に選ばれた畑(979平方メートル)は山に近いため、ニホンザルの食害に悩まされている。村は反射材を整備したが、依然としてトウモロコシやナスなどが食い荒らされるという。

 平谷の防護ネットは交付金約195万円で購入し、この日は参加者が研修を兼ねて支柱に網を掛けた。同タイプのネットは木曽郡上松町にもモデル導入され、県内には個人で設置した例もあるという。

 畑を所有する西川寿一さん(78)は「自分で高さ1メートル50センチの柵を作ったが、サルは賢いのでやられてしまう。新型の柵で被害が少なくなれば」、平谷村産業建設課では「効果を検証した上で、本格的な導入を検討したい」と話していた。

  

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