年末控えて保健所が生鮮中心に検査

社会

[ 2011年 12月 3日 土曜日 13時17分 ]

 年末商戦を控え、県飯田保健福祉事務所は1日から、食品の衛生管理や表示などが適切かどうかを調べる立入検査を飯田下伊那地域のスーパーや大型店などの食品営業施設で始めた。

 県内の各保健福祉事務所は毎年、短期間に大量かつ多様な食品が流通する12月の約1カ月間にわたり、食肉や魚介類の卸業者、スーパーや旅館、弁当店などで立入検査を展開。ノロウイルスなどによる食中毒の発生防止も呼び掛けている。

 飯田保健福祉事務所は28日までに、管内の食品関連施設への立入検査を約300件予定。年末年始に多く出回る食品の中から36点ほどを検体として抜き取り、対象品目に応じて細菌や食品添加物、残留農薬などを検査する。

 2日は食品・生活衛生課の職員2人が高森町下市田のキラヤ高森店で立入検査。主にケース内に並んだ魚介類や食肉、冷凍食品などの商品を見て回り、表面温度を計測したり、ラベル表記を確認したりして、違反や改善点などがないかどうかを調べた。調理・加工場にも入り、衛生面や食材の保管温度などを確認した。

 同課の課長は食中毒の防止に向けて「年末は多くの食品が出回り、慌しさも増すが、衛生基準や消費期限などの厳守を願う」と要望。購入する側にも「生鮮品は買物の最後に選ぶこと。車内は温かくなるため、寄り道などせず、なるべく早く冷蔵庫へ入れてほしい」と注意を喚起している。

 県内では本年度に11月末現在で8件(患者数322人)の食中毒が起きている。

  

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