15日から2012年用お年玉付き年賀はがきが差出開始となり、飯田市鈴加町の郵便事業会社飯田支店(高野達夫支店長)は園児を招いて初差出式を開いた。中央保育園の年長園児40人が同支店を訪れ、持参した手作りの年賀状を特設ポストに投かんした。
年賀状に親しむとともに、早期差出を呼び掛ける毎年恒例の事業。年賀状作成を教材の中に取り入れた同園の子どもたちは、友だち宛てに「ことしもよろしくおねがいします」と覚えたての平仮名を使い、絵もそえて自作の年賀状を1枚作りあげた。
高野支店長が「みんなは日本中で一番早くポストに入れる人のうちの一人になる。元旦に1通でも多く届けたいので、家族にも早めの投かんを伝えてもらいたい」と呼び掛けると、年賀状を手にした子どもたちは踏み台を使って設置された特設ポストに次々と入れていった。
同支店によると、ことしの管内元旦配達枚数は前年比で1万通多い176万通。県内では3308万通だった。25日までに投かんすれば元旦に配達される。